インフラエンジニアをやめたいときの対処法!経験を活かせる職業とは?

公開日:2023/09/22 最終更新日:2023/09/22

インフラエンジニアをやめたいときの対処法!経験を活かせる職業とは?
インフラエンジニアの仕事は社会貢献度が高く、やりがいがあります。ただ、なかには働いているなかで「やめたい」と感じる人もいるのではないでしょうか。そこで、本記事ではインフラエンジニアが仕事をやめたいと感じる理由や解決法について解説します。あわせて、転職する際にインフラエンジニアの経験を活かせる職業についても紹介します。

インフラエンジニアをやめたい!よくある理由とは?

夜勤や休日出勤がある

インフラエンジニアは、監視や保守業務で24時間365日体制の場合、代理出勤で深夜勤務や休日出勤しなければならないこともあります。さらに、新規顧客のシステム構築業務の場合、短期間で完了させなければならないことも多く、残業が増えてしまうケースも多い傾向です。では、既存システムであれば新規のシステム構築より簡単なのかというと決してそうではありません。既存システムはすでに利用されているため、利用者が少ない夜間の時間帯や休日などに作業するように依頼されることもあります。

作業が単純でつまらない

インフラエンジニアの業務は、サーバーの監視やキッティング、サポートなど単純で同じ作業の繰り返しが多い傾向です。単純作業が好きな場合は別ですが、同じことの繰り返しでは自分の成長を感じにくく、やりがいがあると思えなくなるケースもあるでしょう。一般的に、仕事において成長を感じられる瞬間とは「目標を達成したとき」「1つの仕事をやりとげたとき」「上司から高い評価を受けたとき」などが挙げられます。そのため、同じ作業の繰り返しのなかで目標を達成したり、仕事をやりとげたりといったチャンスは多くありません。こういったことが「成長している」「やりがいがある」という気持ちにつながりにくい一面があります。

給料が安い

インフラエンジニアは、技術職です。そのため、キャリアが浅いうちは給料が高いとはいえません。しかし、依頼された仕事内容によっては、残業や夜勤が多くなるのがインフラエンジニアです。しかも、仕事の受注時に限界まで価格を下げたうえで受注する会社もあるため、給料が低くなってしまうケースもあります。仕事が大変なだけでなく給料も安いことを理由に、やめたい気持ちが強くなることもあるようです。

客先常駐が多い

インフラエンジニアになると客先常駐になることもあり、自宅から常駐している会社への移動距離が長く通勤負担が大きくなることもあります。また、依頼された仕事が完了すれば、次の客先常駐の職場に行くこととなります。働き場所が変わるたびに、その場所での人間関係を新たに作る必要があるため、人間関係の構築を苦手意識がある人の場合、つらいと感じてしまうこともあるようです。会社によって異なりますが、雇用されている本社で過ごす時間が少なければ、本社での人間関係も作りにくくなり、職場内に気持ちが落ち着く場所がないということもあります。

インフラエンジニアをやめたいときの3つの対処法!

ここでは、インフラエンジニアをやめたくなったときにできる3つの対処法について紹介します。

1.社内で異動する

ひとくちにインフラエンジニアといっても、所属部署によって業務内容は異なるため、どのような業務にやりがいを感じるのかは人それぞれです。前段落で紹介したように、インフラエンジニアの業務内容はサーバーの運用・監視やキッティング、トラブル対応など多岐にわたります。例えば、サーバーの監視業務やキッティング業務など同じ作業を繰り返す単純作業が辛い場合は、構築や設計、要件定義といった異なる部署に異動することも一つの方法です。業務内容が異なるため、新鮮味があり仕事をするうえで前向きな気持ちに切り替えたり、モチベーションを保ったりすることが期待できます。

2.資格を取得するなどスキルアップする

インフラエンジニアの仕事は、すべての業務で給料が安いわけではありません。技術職となるインフラエンジニアは、上位資格を取得したり、経験や実績を積んだりすることで給料のアップが期待できる仕事です。新たに業務に関連した資格を取得すれば、自分が希望していた業務に携われる可能性も高まります。インフラエンジニアについて改めて学び直すために、オンライン学習やスクールなどを利用するのもよいでしょう。まずは、無料の体験授業やスクール見学などを利用し、自分に合った学習方法を見つけるところからはじめるのがおすすめです。

3.思い切って転職する

社内での異動が望めず、職場環境が悪いなどストレスや疲労が蓄積されている状態でやめたい気持ちが強まっているならば、転職を検討するのも一つの方法といえます。
特に、辞めたい理由が人間関係や働き方にある場合、おすすめしたい働き方の一つとして、「技術者派遣」があります。技術者派遣は、プロジェクトや案件を紹介してもらい、派遣元の会社に社員として属しながら派遣先の企業で業務を行います。業務内容や働き方、職場環境などは要望を伝えたうえで案件やプロジェクトを探してもらうことができます。希望する業務内容や働き方などに沿った案件を紹介してもらえることが魅力の一つです。さらに、自分で仕事を探す手間が省けるのもメリットと言えるでしょう。「インフラエンジニアの業務のなかでも特にこの業務に携わりたい」「家族がいるので、引越し不要の職場が望ましい」などの要望を元に探してもらえるだけでなく、自分担当のアドバイザーが付きますので、キャリアプランについて相談することも可能です。自分で探しているときは見えない部分も、第三者目線でのアドバイスを参考にすればトータル的に見て自分に合った仕事が見つけやすくなります。

インフラエンジニアの経験を活かせるキャリアプランとは

ここからは、インフラエンジニアとしての知識や経験を活かせる職業を4つ紹介します。転職を検討している場合は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

社内SEになる

社内SEは、客先常駐になることはなく仕事をする場所が毎回変わらないため、落ち着いて仕事ができます。また、自社の社員と信頼関係を築いたり一緒に仕事ができたりするのがメリットです。インフラエンジニアは、パソコンのトラブルやシステム関連に携わっていた経験があるため、社内SEとしても活躍できるチャンスがあります。実際に、社内SEの求人ではエンジニア経験があれば社内SE業務が未経験であっても応募が可能な企業が多いです。

プログラマーに挑戦する

インフラエンジニアからプログラマーに転職する人は多い傾向です。もともとプログラマー希望だったものの、さまざまな理由でインフラエンジニアとして配属されたといったケースもあります。インフラエンジニアは、パソコン関係の知識と実績がありますが、プログラミングについての知識や経験が不足している人も少なくありません。プログラミングの知識が不足していると感じる場合は、転職前にプログラミングの基礎について学んでおくのがおすすめです。また、転職によって給与水準が下がる可能性がある点も押さえておきましょう。

ITコンサルタントになる

インフラエンジニア業務で設計や要件定義の経験がある場合は、ITコンサルタントになることも一つの方法です。ITコンサルタントは、直接構築に携わることはありませんが、依頼人との打ち合わせをする機会は増加します。人と話す機会も増えるため、コミュニケーション能力や提案力も求められる職業です。また、企業の課題解決や業績の向上に貢献できます。

別の会社で引き続きインフラエンジニアとして働く

同じインフラエンジニアでも、会社によって職場環境が異なります。そのため、別の会社で再びインフラエンジニアとして働くことを検討することも選択肢の一つです。小規模企業でも優良企業であれば、収入面や労働時間、人間関係などの問題を解決できます。インフラエンジニアとして実績を積んできた人ならば、フリーランスとしての独立も選択肢に入れることが可能です。フリーランスの場合、自分で仕事を探さすことが前提となりますが、自分で仕事を選択できる自由があります。報酬についても交渉できるため、納得したうえで仕事がしやすい点もメリットです。

インフラエンジニアの経験を活かしてキャリアアップしよう!

インフラエンジニアならば、今までの経験を活かした転職やキャリアアップを目指せます。インフラエンジニアは、社内SEやプログラマー、ITコンサルタントなどさまざまな領域のエンジニアとして働ける可能性がある職業です。また、転職後に再びインフラエンジニアとして働く道もあります。同じ職種でも、勤務先により業務内容や業務形態が異なります。違う職種への転職だけでなく、自分に合う働き方を考えるのも良いでしょう。

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