2019年にリリースし、先日20万ダウンロードを達成した重機シミュレーターアプリ「重機でGo」のリニューアルを行いました。
リリースから4年が経過し、各種アプリストアにてダウンロードしていただいたユーザーの皆さまはもちろんのこと、建設重機を扱う企業様にて重機操作の訓練としてご利用いただいたり、建設業界の企業様の業界PRイベントの出展の際のコンテンツとしてご利用いただいたりと様々な方々からお声をいただく機会があり、それら参考に大幅なリニューアルを行いました。
リニューアルに伴う主な変更点
操作性
ショベルカーでトラックに土を入れる際の判定をより細かくしました
これまでは掬えた土の「量」は計測しておらず、掬えたか/掬えなかったかの判定のみでしたが、今後は「量」の計測ができるようになります。これにより、トラックに土を入れた際のカウントが「回数」ではなく「立米」になります。
レバーの倒し具合によって土を掬う速度が変わるようにしました
これまではレバーを倒せば一定の速度でアームが動いていましたが、今後はレバーの倒し具合によって動く速度をコントロールできるようになり、よりリアルに近い操作性を実現しました。
視点切り替えができるようになりました
視点の切り替えが可能となり、操縦席だけではなく重機の全景を俯瞰した角度から自身の操作を見ることができるようになりました。
ステージ数
ステージ数がこれまでの2つから4つに増え、より多くの重機を使うシーンに対応しました。
ステージ1:工事現場での掘削・積み込み
広い工事現場にて、土を掘削してトラックに積み込む操作を体験できるステージです。
ステージ2:道路工事での掘削・積み込み
ステージ1と同じくトラックに土を積み込む操作ですが、街中の狭い道路を想定しており、ショベルカーのサイズもステージ1よりも小さいサイズのものを体験できます。
ステージ3:山林での運搬作業
ショベルカーにモノを掴むためのグラップルを取り付けた重機にて、丸太を掴んで一箇所に集める体験ができます。
ステージ4:走行訓練
掘削や積み込み、障害物の除去などミッションをクリアしながら走行しゴールを目指す体験ができます。
アプリのダウンロード
各種アプリのダウンロードは下記よりお願いします。
iOS版
Android版
VR版(Meta Quest2)
重機でGo アプリ紹介WEBサイトはこちらから
シチュエーションに合わせたオーダーメイドが可能
本アプリは既製品として各種ストアで配布していますが、個社の事情に合わせたオーダーメイドも可能です。
より実践的かつすぐに役立つスキルを最短で身につけることをコンセプトとしているので、例えば、実際の環境に合わせた機材や建物、地形をフィールド上に再現して現場での操作感を事前に確認したり、専門の施工を行う特殊な重機をVR上で再現して操作訓練を行ったりするなど、個々の作業者のスキルアップにご活用いただけます。
また、実際の現場業務で作業者の連携が求められる場面を模擬したシーンをプレイさせることで、作業者同士の連携強化やコミュニケーション向上を図るなど、組織全体の底上げにつなげることもできます。
他にも、建設業界向けのイベントやリクルートイベントなどへ出展の際のコンテンツとしてご利用いただくケースも多く、建設業界をより身近に感じていただけるツールとしてもご活用いただいております。