公開日:2015/01/13 最終更新日:2015/01/13
転職を考える皆さんにお届けしているトライアローラボコラム企画ですが、今回は、「業界別、エンジニアの年収ややりがい・将来性など」と題しお送りします。ネットワークエンジニアやITエンジニア等…エンジニアが活躍する業界、業種は多岐に渡ります。それぞれの業界によってその働き方や労働条件などは異なります。ここでは業界ごとのエンジニアの年収ややりがい、将来性や忙しさについて解説します。
通信業界におけるエンジニア職には、ネットワークエンジニアやクラウド系のエンジニアがあります。Wi-Fiの基地局設置や施工やネットワーク設計を行うネットワークエンジニアは人材不足の傾向が強く、今後もしばらくこの傾向が続くと考えられています。 また、最近は仮想化技術やクラウドに関するエンジニアの求人も増えています。人材不足が続いていることから、求人においては即戦力が求められる傾向が強くなっています。
IT業界におけるエンジニアの仕事は幅広く、情報技術についての分析や提案をするITコンサルタントや、情報システムの構築や運用、プロジェクトの計画、管理を行うプロジェクトマネージャー、システム構築などを行うITスペシャリストなどの職種が挙げられます。 しかし、ITエンジニアの労働条件は決して良いとは言えず、6割のエンジニアが給与に不満を持っているというデータもあるほどです。 また、残業が慢性的に続き、時には徹夜を余儀なくされるなどハードワークであることも多く、体調を崩して退職するエンジニアもいるようです。そのため、体力と健康管理が重要となる仕事でもあります。 一方で、時間をかけて開発したシステムが無事に動き出した時の感激が大きく、仕事の達成感にやりがいを感じる人も多いようです。
製造業におけるエンジニアの年収は、職種や扱うものによっても異なってきます。「電気」や「電子」を扱うエンジニアが最も年収が高く、「化学、材料、エネルギー」「機械、プラント」と続きます。また、品質管理や生産管理に比べて、ものづくりに携わるエンジニアの方が全体に年収が高い傾向にあります。製造業は現場に直接携わる仕事が多いため、やりがいを感じながら仕事に取り組める環境にあると思う方が多いようです。
エンジニアにとって、もっとも良い条件で働くことができるのが、金融業界であると言えるのではないでしょうか。 金融業界の場合、システム開発やシステムの運用が業務の中心となりますが、他の業種のエンジニア職に比べて賃金が高い傾向にあります。 もっとも、金融業界は職種に関係なく全体的に高賃金の傾向にありますから、エンジニアもその例外ではないということなのでしょう。
ひとくちにエンジニアと言っても、活躍の場はさまざまです。それぞれの業界で仕事の内容や収入、やりがいなどをあらかじめ把握しておくことで、転職もよりスムーズになるのではないでしょうか。 もちろん、同じ業界や職種のエンジニアであっても、職場によってその環境は異なりますから、最終的には自分の目で職場を見て決めることが大切です。
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